えみこ日記

一般財源の約1%をどう見るか

2005.07.08 Friday

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     昨日の代表者会議で、平成16年度一般会計決算の「議会費」について、会派代表者に事前説明がありました。
     出席者は正副議長、自民クラブ(10名)、公明党(5名)、共産党(4名)、そして私たちの市民と市政をつなぐ会(2名)の代表者と一新会
    (1名)の代表の計7名でした。今回から「ひとり会派」が4つとなりましたが、出席していたのは一会派のみでした。
     
     平成16年度の決算資料でみると、議会費の予算額は2億735万3千円、実績額は2億297万7748円です。
     議会費は議員の報酬、議員の期末手当、議会事務局の臨時職員賃金、旅費、議長の交際費、議事録作成の委託料等で構成されています。

     平成16年度当初予算額は、対前年度比1.4%増の241億6500万円ですが、この中には平成7年、8年度発行の住民税等減税補てん債16億2150万円の借り換え分を含んでいるので、実質は、対前年度比マイナス5.4%の225億4350万円の予算となっています。ですから議会費は予算額の1%弱となっています。
     
     以前、地方政治改革ネットのメンバーで近隣市町の議会費の調査を行ったことがありますが、大体どこも一般財源の1%強か弱で、市の財政規模には余り関係ありませんでした。

     問題は、市民の側から見てこの金額が有効に使われているかです。議会費の半分以上は議員の報酬・期末手当です。議員の最大の役割は行政のチェックです。議案に対して疑問点を質疑し、税の使い道がきちんと行われているかを糾すのが役割です。一般質問は議会報に載るので、多くの人が行いますが、むしろ議案に対する質疑こそ議員の重要な役割だと思いますが、本会議場で4年間一度も質疑をしたことのない議員がかなりいるということです。

     今は、会議録検索でどんな議員がどんな質疑を行っているか検索できるようになりました。多忙で傍聴に来られない方でも議会のホームページから見ることはできます。一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。税の使い道を考える上で、参考になるはずです。

     

    分かりにくい議員の態度

    2005.07.06 Wednesday

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       昨日午後の衆議院本会議で郵政民営化関連法案が5票の僅差で可決され、参議院に送られました。
       郵政民営化の是非については、いずれきちんと自分の意見を述べたいと思っています。
       民営化についてはいろいろな議論があるので、同じ自民党員であっても、反対・賛成の立場は当然のことだと思います。しかし棄権・欠席した議員が14人もいたというのは解せません。
       特に、棄権した議員は、議員の役割を放棄しているとしか考えられません。仮に、ある人が棄権したとしても、議会は数の論理ですからどちらかに決まってしまうわけです。棄権した議員は地元に帰って、「自分は棄権したから、その結果には関与していない」と説明するつもりでしょうか。
       まして国民を二分するような議案の採決に棄権したわけですから、地元民は、「議案に対してきちんと自分の態度を表明できないようであれば、もはや議員として失格」ときちんと抗議をすべきです。

       八潮市議会でも同じような場面が、記憶しているだけでも2回ありました。国保税の値上げの時と合併に関する決議の時でした。
       前者の時は、いざ採決という段になったら、突然立ち上がったかと思うと、いきなり走りさった議員がいて、最初は何が何だか分かりませんでした。後から、棄権するために退場したのだと理解したわけです。
       あの時棄権した議員は、自分の支持者には「国保税の値上げの採決には加わっていないから・・・」とでも説明しているのでしょうか。

          

      たれ流し決議

      2005.07.04 Monday

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        怒りマーク 「海外行政視察に係る関係議員に自戒反省を求める決議」の履行を求める請願を、県内15の市・町の女性議員の連盟で提出していますが、本日、その請願審査が埼玉県議会総務危機管理防災委員会で行われました。
         紹介議員になってもらうように全会派に働きかけましたが、結局共産党のみが紹介議員になった経緯から、審査の結果はある程度予想されたことですが、賛成少数で否決されました。

         審議開始後、共産党議員から「『自戒反省決議』の中にある県民への説明責任がどのようにされたのか?」という質疑がでましたが、疑惑議員の1人であり、委員会のメンバーである春日部選出の佐久間氏は、既に退席しているし、そうかといってこの問題に執行部は答えられる立場にはないことから、暫時休憩後、質疑でなく「説明責任は果たされていないと思うので、この請願は採択すべし」という共産党議員の賛成意見表明に変わりました。

          賛成意見に対して草加選出の自民会派の谷古宇議員から「この問題については議員、県民の中にもさまざまな意見があることは承知しているが、一昨年12月に県議会で決議が行われている。この決議の重みはよく分かっているので、それ以上のことは要求しなくともいいのではないか」と反対の意見を述べました。その他の会派ー公明党や地方主権の会ーからは何の意見表明もありませんでした。

         私たちの請願は決議の重さを認識しているからこそ、その中味が履行されていないことに対して、履行するように働きかけるものであったはず。そこのところを全く理解していない審査に正直言って怒りを覚えました。

         決議をしているから、それでみそぎが済んだという認識なのです。だから、1年後、議長や監査委員、議会運営委員会委員長などの要職に就くことに何の抵抗も感じていないのです。「決議をして終わり」というこの県議会議員たちの感覚が、県民の意識から遊離していることにさえ気がついていないのか、それとも気がつかないふりをしているのか。
         いづれにしても、これが県民の代弁者たちかと思うと情けなくなります。
         
        初めから、県民の怒りを一時抑えるだけの、中味を履行するつもりもない決議は「たれ流し決議」といわれても反論はできないのではないでしょうか?