えみこ日記

東埼玉資源環境組合は、越谷市とは別の公共団体なのだからもっと自立すべきです

2018.12.26 Wednesday

0
    昨日、組合議会の一般質問で、現在の議員報酬額に至るまでの移り変わりを聞きました。
    昭和40年には、年額9,000円だったものが、現在では月額37,600円(年額451,200円)になり、なんと約51倍に変わっています。

    ところで昭和40年から現在までの物価指数はどのくらい変わっているのか・・・知りたくてネットで検索したら「消費者物価計算機 1902-2017」なるものを見つけました。

    昭和40年の9,000円は、2017年ではどのくらいの金額になるか数値を入れると自動的に計算してくれる優れものです。
    計算の結果は、1965年(S40)の9,000円は、2017年(H29)の37,033円にあたります(4.11倍)


    現在の報酬額は月額37.600円だから、ほぼひと月分に充当します。やっぱりもらいすぎです。

    答弁を聞いてさらにびっくりしたのは、1965年から2016年までの51年間に15回の報酬引き上げを行っていました。ざっと3.4年毎に報酬引き上げです。

    しかも、管理者答弁から分かったことは、本来、一部事務組合は特別公共団体として構成市の自治体から独立した団体なのに、すべて越谷市に準拠していることです。つまり越谷市議会議員の報酬を上げれば、それに伴い組合議会議員の報酬も連動して引き上げていました。これっておかしいです。

    高額だから見直しすべきでは?と質問しましたが、「今後、社会情勢等の影響で見直すことはあるかもしれないが、引き上げ前には報酬審議会から答申をいただいており妥当だと考えているため、現在のところ見直す予定はない」というのが管理者の答弁でした。

    組合議会議員は、自分の住む自治体から以下のような報酬をもらっています。(この報酬は何の役職もない議員報酬で、正副議長、委員長などの報酬はさらに高額です)

    越谷市 議員 月額 575,000円 市長 月額 1,051,000円
    草加市 議員 月額 470,000円 市長 月額 1,040,000円
    三郷市 議員 月額 430,000円 市長 月額  950,000円
    八潮市 議員 月額 395,000円 市長 月額  905,000円
    吉川市 議員 月額 353,000円 市長 月額  845,000円
    松伏町 議員 月額 235,000円 町長 月額  734,000円

    これらの報酬に加えて、組合議会からも報酬をもらうことになります。しかも原資は市・町民の税金からです。

    質問した結果、平成28年3月議会で報酬の引き上げが行われていることを知り、過去の議事録を読んでみました。

    この引上げ案については、4人の議員が質疑していました。
    細川議員(越谷)
    提案理由を見ますと、特別職報酬等審議会の答申を尊重し、今回の改正に至るというふうにございますが、具体的にどのような答申内容を尊重されて今回の改正に至ったのか、重立ったもので結構ですので、お聞かせください。

    ○井上 清副管理者 ただいまの細川議員さんのご質問に対しましては事務局長から答弁申し上げます。
    ○岩上福司事務局長 それでは、ただいまの質問にお答えさせていただきます。
    報酬等を上げる理由と審議内容等についてでございますけれども、当組合の特別職の報酬等の取り扱いにつきましては、越谷市におけます特別職の報酬等の額や改定状況、構成市町
    の状況を考慮いたしまして改定を重ねてきた経過がございます。
    当組合の特別職におきましては、平成12年に引き上げ改正を実施して以来16年間にわたり、一般職員の給与が引き下げられる場合には同様に引き下げを行い、職員が引き上げられる場合においても据え置き措置としてきたところでございます。このたび構成市町のうち越谷市及び八潮市におきまして、それぞれの報酬審議会から引き上げ答申がされ、3月議会に提案されており、議決がされている状況でございます。
    こうした中、当組合におきまして、改定の理由といたしましては、一般職員においては2カ年続けて人事院からの給与引き上げの勧告がされており、政府を挙げて賃上げに向けた動きを推進していること、当組合の管内人口につきましては90万人を超えており、中核市である越谷市を構成団体とし、政令指定都市並みの人口規模を有しているということ、新たに建設を進めてきました第二工場ごみ処理施設が4月に本格稼働を迎え、18年ぶりに2工場体制の運営になります。それと平成28年度からは(仮称)汚泥再生処理センターの建てかえ事業、また、第一工場の延命化のための大規模改修事業など、組合運営の根幹となる事業が進められ、一層の組織運営のマネジメントが求められる状況にあるといったことなどを勘案いたしまして、特別職の報酬等審議会に諮問をさせていただき、答申を得て、今回の提案に至った経過でございます。 以上でございます。

    細川議員再質疑
    1点お伺いします。
    組合議会議員の報酬の改正についてはある程度の客観的な視点が必要だと思うんですが、今回、特別職の報酬等審議会が行われたということで、審議会ではどのような方がメンバーになっているのか、これについてお聞かせください。
    ○岩上福司事務局長 それでは、お答えさせていただきます。
    審議会委員の関係でございますが、構成人数につきましては10名でございます。常設ではなく、その都度設置するといった形態をとっておりまして、構成5市1町からそれぞれ推薦
    をいただきました方に選任をさせていただいてございます。それぞれの構成市町で報酬審議会の委員を務められている方々で、各種団体の代表や連合自治会長の役職を務められている
    方でございます。越谷市、草加市が3名ずつでございまして、その他の団体につきましては1名ずつといった構成でございます。

    武藤議員(越谷)
    2点について質疑をさせていただきます。
    答申を見せていただきまして、答申の中に、組合議会には政務活動費の支給がないこと等を踏まえ、中核市を構成団体として政令指定都市並みの管内人口を有する当組合においても、改定することが妥当であるとありますが、同等の他団体との比較について、わかる範囲でお聞かせください。

    2点目といたしまして、議員報酬及び期末手当を増額した場合、年額総額でどのくらいの増額になるか、金額をお聞かせください。

    ○井上 清副管理者 組合の方針につきましては、他団体等との比較ということになりますと、越谷市に準じて行っておりますので、越谷市議会議員の報酬の改定とあわせまして答申をいただいております。その際の対象といたしましては、同等と申し上げますのは、まず越谷・松伏水道企業団の議会がございますので、そういった企業団等との均衡は保っております。その他につきましては、事務局長からお答え申し上げます。

    〔岩上福司事務局長登壇〕
    ○岩上福司事務局長 それでは、お答えさせていただきます。
    改定に伴う給与等の影響額でございますが、議員報酬につきましては約110万円、期末手当につきましては約48万円でございます。

    鹿野議員(八潮)
    鹿野泰司議員 議長の指名がありましたので、1点お聞かせいただきたいと思います。
    先ほどもありましたように報酬等審議会の答申を受けてということでありますが、審議会におけます議論の内容につきましてご紹介をいただきたいと思います。
    ○岩上福司事務局長 それでは、お答えさせていただきます。
    特別職の報酬等審議会でどのような議論がされたかということでございますが、審議会で、現行の報酬等の説明、構成市町や水道企業団などの状況などを説明させていただいた後、委員の皆さんにご協議をいただいたところでございます。
    審議会で出された意見といたしましては、組合設立以来の特別職報酬決定の考え方ということでございまして、こちらにつきましては、事務局より、当組合並みの規模の清掃一部事務組合は全国的にもないことがあって、設立以来、構成市町の状況、とりわけ管理者を越谷市長が務めていることなどから、特に越谷市の改定に準じて取り扱ってきた経過があるというふうにご説明させていただいております。
    また、議会の開催状況や開催時間はどのようになっているのかということがございまして、こちらにつきましては、定例会が年4回開かれ、議案の提出状況によりますけれども、午前中で閉会することもあるということと議会運営委員会が毎定例会前に開催され、また3つの常任委員会があり、必要に応じて審議等を行っているといったことを事務局のほうで説明させていただいてございます。
    また、組合職員の人件費の割合ということはどうなっているのかということがいろいろ議論があり、その中で委員さんのほうから、これまでの組合特別職の報酬の経過を踏まえ、事務局の考え方でよいのではないかという話があり、全員異議なく、このような形で決定されております。 以上でございます。

    鹿野議員再質疑
    今、内容ということでお話がありました。私が聞きたいことにつきましてはお話がありませんでしたので、なかったのかどうかわかりませんけれども、1点お聞かせいただきたいのは、先ほどもお話がありましたように、同様の団体はないのだというようなお話もありました。私は、10号議案も関係する部分があるのですけれども、議員、管
    理者、理事は、本業のといいますか、本来の報酬を各自治体でもっていただいている。その上に立って、この組合の構成市ということでそれぞれ任に当たって報酬をいただいているという形になるのかなというふうに思うわけです。そういうことでいいますと、仕事としてこちらに来ているということからすれば、まるきりゼロでもいいというふうに言うつもりはありませんけれども、報酬の額そのものがかなり抑えられてよいのではないかと考えるわけですけれども、審議会の中ではそういう意見等々については全然なかったのでしょうか。

    ○井上 清副管理者 鹿野議員さんのご質問に私のほうから答弁申し上げます。
    ただいまのようなご意見は審議会の中では一切出ておりません。
    ただ、経過を申し上げますと、組合議員さんにとりましては、先ほど局長のほうから日ごろの活動を申し上げたところでございますが、特に近年には第二工場の建設に当たりましての特別委員会でありますとか、し尿につきましてはし尿処理常任委員会の皆さんに特別委員会的な役目も果たしていただいたり、そのような活動もいたしております。
    また、各市町の議員活動の延長線ではというふうなご趣旨のご質問でございますが、組合は一部事務組合として設立された一つの団体でございまして、それぞれの構成市町の議会とは異なった形で組合議会を形成いたしております。これは5市1町でこの一部事務組合を設立する際に分担金も含めまして、組合としては議会はこういう形で、定数を24名にするでありますとか、報酬云々等、これは設立当時の一行政自治体として、一部事務組合としてスタ
    ートいたしておりますので、お気持ちは十分わかりますけれども、趣旨は異なってくるのではないかと思います。

    白川議員(越谷)
    先ほどの副管理者のご説明によりますと、本組合の議員報酬は越谷市に準じて改定してきたというご説明でした。
    そこで、まず第1点目は、越谷市及び八潮市の引き上げの率が幾らか教えてください。2番目は、今回提案されております組合の議員報酬の引き上げの率及び根拠を示してください。
    3点目は、これまで、昭和40年から発足をして、私の知っている限りでは改定が十数回行われたと思うんですが、その場合に越谷市との関係で、越谷市の引き上げの時期、あるいは引き上げの率とどのように関係してきたのか。お示しをいただきたいと思います。

    ○岩上福司事務局長 それでは、お答えさせていただきます。
    越谷市の議員報酬の引き上げの改定率につきましては、11.65%でございます。また、八潮市の議員報酬の改定につきましては、引き上げが1万5,000円になりまして、3.95%の引き上げ率になってございます。
    それから、今までの経過でございますけれども、平成12年までは人勧とともに上げてきた経過がございますが、それ以降につきましては人勧とあわせて全て下げてきているといった状況でございます。越谷市と連携をする中で、組合のほうも同様に引き下げをしている状況でございます。率等につきましての細かい数字等につきましては、今持ち合わせておりませんので、説明が不足してしまいます。
    その他説明の補足につきましては、副参事のほうから答弁させていただきます。

    ○永福 徹事務局副参事(兼)総務課長 それでは、局長のほうから答弁させていただいた以外の部分につきまして、私のほうからご説明申し上げます。
    組合の議員さんの引き上げ率の推移でよろしいのでしょうか。平成12年4月に最後の引き上げを行ってございまして、このときの引き上げ率が3.37%でございます。その前が平成6年にさかのぼりまして、5.16%の改定ということをしてきた経過がございます。
    越谷市の議員さんの正式な数字は今持ち合わせておりません。ただ、基本的にはこれに近い率での改定を行ってきたということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
    以上でございます。

    白川議員再質疑
    お聞きしたいのは、まず、越谷市と八潮市のはわかりました。今回の当組合の引き上げ率は越谷市ともし準ずるとすれば11.65というふうに理解してよいかが1つです。
    それから、これまでの経緯、率はわかりましたが、基本的には越谷市の議員報酬が引き上がったときに応じて資源環境組合の議員報酬も引き上がってきた。時期の問題、それから、率の問題も越谷市の引き上げと同幅を引き上げてきたというふうに理解してよいか、よろしくお願いします。

    ○井上 清副管理者 再度のご質問でございますが、改定率につきましては、組合としましては11.57%、越谷市の場合は11.65%ということになります。
    それから、報酬の改定時期でございますが、既に白川議員さんご承知の上でご質問かと思いますけれども、越谷市議会の報酬等の改正に準じて改正をするというのが今日までの経過でございますので、そういう形の中で組合でも報酬審議会からそのような考え方で答申をいただいておりまして、その結果、このたびの3月議会では越谷市議会のほうでも可決されたということも含めまして、組合としても同様に提案をさせていただいた。同様に、八潮市におきましても議会で可決されたということをお聞きしております。これは先ほど局長から答弁申し上げましたけれども、そのような形で経過を踏まえて提案をさせていただいておりますので、どうぞご趣旨をご理解いただきまして、今後とも活動賜りますようにお願いしたいと思います。

    議案に対する反対討論もありました。
    ○13番 白川秀嗣議員 ただいま議題となっております第9号議案 東埼玉資源環境組合議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から討論をいたします。

    本議案は、議員報酬の月額を現行の3万3,700円から3,900円増額し、3万7,600円に引き上げるものです。管理者の提案説明として、資源環境組合の管内人口が90万人を超えており政令市並みの規模であることを前提として、第二工場ごみ処理施設の完成に伴い、18年ぶりに第一工場とともに2つの工場の運用開始や汚泥再生処理センターや第一工場の大規模改修工事等の大型施設の稼働によって、議会のチェック機能がさらに求められている等とされております。
    このような中で、東埼玉資源環境組合が発足した昭和40年以来、50年間一貫して、その立地場所や管理者を初めとした職員の配置や運営など、越谷市は他の構成市町の中でも極めて大きな影響を及ぼしてまいりました。特に今回提案されております東埼玉資源環境組合の議員報酬は、常に越谷市議会議員の報酬の引き上げの時期や基準と同一歩調をとってきた実績と経緯があります。また、一部事務組合であります越谷・松伏水道企業団の議員の報酬でも同じ状態であり、越谷市の議員報酬引き上げとともに、水道企業団の3月議会に報酬議案の提案が予定されております。

    これほど大きな影響力を越谷市は持っております。このため、当然ですが、今回、本年3月17日に決定した越谷市議会の議員報酬の引き上げと合わせるものになっております。
    事実、東埼玉資源環境組合の議員報酬の引き上げの時期や11.57%の引き上げ率はほぼ越谷市と同じです。本年3月に5市1町の構成市町の中で、越谷市以外で議員報酬を引き上げたのは八潮市だけですが、その率は3.95%にしか過ぎません。したがって、この越谷市議会の報酬引き上げにその妥当性や正当性が極めて重要になります。さきの3月越谷市議会での議員報酬引き上げの議案は賛成多数で可決されたものの、賛成した議員は16名であり、反対した議員は実に12名にも上り、その差はわずか4名に迫っていました。

    なぜこのような反対表明がなされたのでしょうか。越谷市本庁舎の耐震強度は埼玉県内ワースト1の脆弱な建物であり、このため、越谷市長は平成32年度までには耐震対策を強化し、建てかえることを昨年公言し、市民に約束をしておられました。ところが、本年3月、越谷市議会での代表質問の答弁で、他の事業の財政のめどが立たないとの理由で、完成年度をあっさり撤回されました。このような事態にもかかわらず、議員報酬だけでなく、市長や副市長、教育長など市幹部の給与の引き上げを提案されたのです。東埼玉資源環境組合の議員報酬のあり方に大きな影響を与えてきた越谷市議会議員の報酬の引き上げは、残念ながら正当性を担保できていないと考えております。

    もちろん、東埼玉資源環境組合の議員報酬の引き上げの理由が、当該事業の拡大等への議会対応など、全く当を得ていないわけではありません。しかし、同時に、今後の人口減少時代や定常型社会に対応するため、効率的なごみ処理を初め、地域循環型社会の構築が重要な課題になっており、コンパクトで機能的な組合活動とそれを牽引していく議会の責任はますます大きくなっております。

    また、地方自治法第一編の第2条第14項では、次のように明記されております。地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるととともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならないと規定されております。だからこそ、その役割を担うべき議員は、みずからの身分に関する報酬引き上げには一たん留保して、新たな時代に臨むべきではないでしょうか。今市民に示されなければならない基本姿勢は、山積する地域の課題を解決するため、日常の議員活動やその職責に対して現行の議員報酬が見合わないものだったとしても、じっと耐えながら持続活動を続ける議員の姿にこそ、市民の信頼が深まり、その蓄積の上に東埼玉資源環境組合の発展もあると考えております。
    今優先すべき課題は、現状をありのままとらえて直視すれば、議員報酬の引き上げではないはずです。このことを再認識して、ぜひ本議場の全ての議員の皆様がこの議案を慎重にご判断いただきますことを心からお訴えし、反対討論を終わらせていただきます。


    議員報酬の引き上げと同時に管理者・理事の給料も引き上げています。理事は各構成市の首長ですが、年4回の議会と年8回程度の理事会に出席しているそうですが、越谷市と比べたら財政規模も小さい自治体の長は口を出せないのでしょうか?

    それにしても八潮市議会議員の報酬の引き上げも口実に利用されていましたが、私が議員になってから20年経ちますが、議員報酬の引き上げはたった2回しかありません。3.4年に1回の割合で引き上げを行っている越谷市議会とは全く状況が違います。

    この問題は引き続き研究していきます