えみこ日記

近大マグロを食す!

2018.10.29 Monday

0
    5年連続志願者数日本一の近畿大学。先日、JIAMのトップマネージメントセミナーで、近大の総務部長の世耕石弘氏から、その秘密を伺った。

    世耕氏は「偏差値で言うと、関西では国立なら第一位は京都大学、次に大阪大学、その次に神戸大学が並ぶ。この順序はずっと変わらない。大阪大学がどんなに頑張っても京大には勝てないし、神戸大学がどんなに頑張っても大阪大学には勝てない」と言う。

    私は関西の大学事情に疎いので、良くわからないが、関東なら国立ならば東大、一橋大、千葉大か首都大学?でも学部によっては異なるだろうし・・・と、思いながら興味深く話を伺った。

    私大では「関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)」が上位に並ぶ。近大はその下、「産近甲龍(京都産業大、近大、甲南大、龍谷大)」としてくくられ、関関同立を追う立場に固定されているそうです。

    長年染みついたこのイメージを覆すのは、容易なことではないが、しかし、世耕氏が(世耕氏自身、受験経験がないため、偏差値など無関係で過ごしてきたとか)「産近甲龍の下にはまだまだ多くの大学がある」と、パワ-ポイントで示した時には、会場から笑いが出た。

    そんな状況ですが、近大はめげずに「あえてイメージを変えていくためにチャレンジしていく」と決めたそうです。

    世界で初めて完全養殖に成功した”近大マグロ”を使ったあの刺激的なポスター(富士山からマグロの頭が飛び出ているもの)を作成したのもその一環で、近大マグロの知名度向上などで「近大ブランド」が全国に浸透し、志願者数が増加したということかもしれない。ちなみに、あの富士山のポスターを提案した時には、学内から反発が多かったそうですが、世耕氏の説得に最終的に折れたとか・・・

    世耕氏は、「どんなものも100%好意的に受け止める人ばかりではなく、嫌悪感を示す人もいる。しかし、それを恐れていては何もできない」とも。

    更に、近大が広報用に作成したユーチューブ画像を示し、2017年4月にオープンした東大阪キャンパスのアカデミックシアターや、24時間利用できる自習室やマンガ約2万2000冊を所蔵する図書スペース等を紹介された。

    大学案内の冊子なども、今までの常識を覆す斬新なつくりで、まるでファッション雑誌のよう。古い時代の私の感覚では、『これが大学案内?』と、受け入れ難いものですが、若い感性を持った学生からは支持を得ているようです。

    また、一昨年に国際学部を開設し、海外志向の学生を取り込んだり、就職支援も充実している(昨年度の就職率は何と、97.6%)ということで人気が高まっているようです。

    近大が完全養殖に成功した”近大マグロ”を食べさせるお店が銀座にオープンしたというニュースを見たのはいつのことだったか忘れましたが、昨夜、縁あってそのお店で”近大マグロ”を食してきました。

    近大ではマグロだけでなく、多くの魚を養殖しており、お店で使われている魚は、すべて近大の卒業証書付の魚でした。また、この店で使っている他の食材も、すべて近大水産研究所がある和歌山県産のものばかりで、地域経済の活性化の役割も担っていました。

    IMG_1413 (3).jpg

    IMG_1418 (3).jpg

    IMG_1421 (3).JPG
     お造りに付いていた卒業証書は持ち帰り可となっており、記念に持ち帰る人も多いようです。

    超人気で、なかなか予約をしないと入れないそうですが、大学の授業のように2時間制ときっかり時間も決まっていて、雰囲気もよく、また行きたいお店の一つとなりました。