えみこ日記

昨日はフェミ議連の総会でした

2018.05.28 Monday

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    昨日は、午前中、ごみゼロ運動に参加してから、午後は渋谷のウイメンズプラザで開催された「全国フェミニスト議員連盟」の総会に出席しました。

    すべての議案が可決された後、均等法をめぐる女たちのたたかいのドキュメンタリー映画「たたかいつづける女たち〜均等法前夜から明日へバトンをつなぐ」(山上千恵子監督)をみたあと、今も職場で男女差別と闘っているTさんからお話を伺いました。

    ちなみに、Tさんの勤務している会社は、2えるぼし、プラチナくるみん認定企業だそうです。

    「えるぼし認定企業」とは

     女性活躍推進法では、行動計画を策定し、策定した旨の届出を行った事業主のうち、女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主は、申請を行うことにより、厚生労働大臣(労働局長へ委任)の認定を受けることができます。

     認定は、基準を満たす項目数に応じて3段階あり、認定を受けた事業主は、認定マーク(愛称「えるぼし」)を商品や広告、求人票などに使用することができ、女性の活躍を推進している事業主であることをアピールすることができます。

    また、「くるみん認定企業」とは

     次世代法では、行動計画を策定し、その行動計画に定めた目標を達成するなどの一定の要件を満たした場合、必要書類を添えて申請を行うことにより、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣(労働局長へ委任)の認定を受けることができます。

    認定は「くるみん認定」と「プラチナくるみん認定」の2段階あり、認定を受けた事業主は認定マーク(愛称「くるみん」「プラチナくるみん」)を商品や広告、求人票などに使用することができ、子育てサポート企業であることをアピールすることができます。

    従って、「えるぼし認定」「くるみん認定」を併せて取得しているTさんの会社は、女性活躍推進企業、子育てサポート企業であると、国がお墨付きを与えているということになります。

     しかし、Tさんの話を聞く限り、実態は、雇用形態の多様化の中でますます格差が広がり、しかも巧妙な男女差別隠しが行われていることです。

     雇用機会均等法施行から30年以上経過していますが、まだまだ日本の企業は「女性活躍」とは程遠いことを実感しました。

     この映画、大学などで上映会を企画し、多くの若い女性たちに観てもらえたらいいな〜と思います。