えみこ日記

「議選監査委員の是非を考える」研究会に出席します

2018.05.24 Thursday

0
    改革の先端を行く大津市議会は、市の事業や財政をチェックする監査委員の「議員枠」(議選監査委員)を2018年度から廃止しました。

    市議会事務局によると、廃止の理由として、政務活動費などで議会が住民監査請求の対象になった場合、市議が監査委員を務めていることは独立性が担保されないと判断したそうです。定期監査などで年間50日程度従事しており、「議員活動に負担になる」との声もあったとか。

    議員枠が廃止されても監査委員の数は変わらず、市が外部有識者を選ぶ。同事務局は「議員は会計の専門家ではなく、監査機能の強化にもつながる」としている。

    ■監査委員  首長から独立した立場で自治体の予算執行が適正か監査を行い、住民監査請求の審査役も担う。地方自治法は少なくとも1人を地方議員にするよう定めていたが、法改正で自治体の判断で議員枠の廃止を選択できるようになった。委員数は人口25万人以上の市区では4人。

    実は、私もずっと前から議選の監査委員選出にはかなり疑問を持っていました。八潮市の場合は2名の監査委員がいますが、議選枠の監査委員は、いつも最大多数派の議員が選ばれています。しかも、今はあまり言わなくなりましたが、しばらく前までは「市長与党」と公言していました。地方議会は二元代表制なので、市長与党等はあり得ないはずなのに・・・

    今年3月に八潮市でも住民監査請求が出されて棄却されましたが、そもそもこの住民監査請求が出されるもととなった旧潮止揚水機場の建屋の保存について、議選枠の監査委員が所属する会派は、取り壊すことに賛成の立場でした。

    監査の結果が合議制で決定されるとしたら、こういった環境で十分公平性が保たれるのか…という疑問が残ります。

    今日は、18:30〜20:30まで、ローカルマニフェスト推進地方議員連盟主催の早稲田定例会で、大津市議会局次長の清水克士さんを招いて、「議員選出監査委員」の是非を考えるという勉強会に参加する予定です。

    市で条例を作れば、議選枠の監査は廃止できますが、どこの議会でも議選枠の監査委員は、正副議長の役職とともに、報酬にも関係してくるため、順番に役職を回しているのが実態。そんな訳で、廃止するにはかなりハードルが高いかもしれません。

    いずれにしても、しっかり勉強しておくことは重要で、私なりの疑問点を聞いてこようと思っています。