えみこ日記

どんなに良い質問をしても・・・

2018.01.10 Wednesday

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    八潮市民が大勢参加している「やしおNAVI]というfacebook交流サイトがあります。そこに、下記のような日経新聞WEBニュースが転載されていて、「いいね!」がいくつも押されていた。

    埼玉・越谷市住民らが道路損傷をスマホで通報 2018年1月9日 22:00

    埼玉県越谷市は9日、道路の損傷をスマートフォン(スマホ)やパソコンで手軽に通報できるサービスを試験的に始めた。専用のウェブサイトを通じて、地域住民などにスマホで撮影した道路の写真を送ってもらう。損傷箇所の早期発見につなげるほか、写真で損傷状況を確認してすぐに補修に取りかかれるようにする。

    道路の陥没のほか、ガードレールやフェンスの破損などをサイトで選んで通報できる。損傷箇所の写真を添付して撮影場所を入力すると、市の担当課に情報が届く仕組みだ。

    従来は電話などで受け付けた後、職員が現地に赴いて確認していた。新サービスでは写真を送ってもらうことで、事前に破損状況などを把握しやすくなるという。

    試験期間は3月下旬までで、サービスの使い勝手や利用状況などをみて本格的な導入を検討する。県内では熊谷市も昨年5月、スマホのアプリを使って道路の陥没や公園遊具の損傷を通報できるサービスを導入した。


     実は、私は2016年12月議会で、今回の越谷市のような仕組みの導入について、以下のような一般質問しています。

    「(仮称)やしお市民協働レポート」事業について

    1.スマホで専用ホームページからアプリをダウンロードして登録した市民が、市の管理する施設が壊れた、道路に穴があいたなど、地域の問題を見つけたら、アプリを起動してその現場を撮影、コメントを入力してその場で投稿。GPS機能で位置情報も同時に送信されるため、寄せられた情報をもとに、現地へ市の担当職員が行き、現場を確認し、修理したり、対策を検討したりできる。そして、投稿された情報に基づき市がどう対応したかは、投稿者に写真付きでメールし、専用のホームページでも公開する、といった仕組みを取り入れている自治体が増えています。(千葉市の「ちば市民協働レポート」、相模原市の道路通報アプリ、浜松市の土木スマホ通報システム「いっちゃお」、大津市の市民通報制度、泉佐野市のまちレポ、別府市、いわき市、練馬区「ねりまち」等)、職員の巡回だけでは、対応しきれない不具合など、多くの市民の目を借りて迅速に対応することができます。
     更に、災害時などの迅速な対応につなげられるだけでなく、市民にも地域の情報に関心を持ってもらい、まちづくりに参加する機運を盛り上げる効果もあります。八潮市でも実施すべきと思いますが、見解を伺います。

     この質問に対する当時の建設部長の答弁は以下の通りでした。

     議員ご提案の情報提供システムは、市民の方などから、スマートフォンやタブレット端末を利用し、現場の状況や要望内容のコメント、現場写真及びGPSの位置情報などを情報提供していただくものでございます。
     本市では、市民の方などからの電話や窓口での情報提供及び職員の道路パトロールにより、道路に関する要望やふぐあいを把握しております。平成27年度に市民の方々からいただいた道路に関する要望等は684件で、そのほかに市職員のパトロール等で把握した862件、合計で1,546件ございました。要望等の内容といたしましては、舗装道路の簡易的な修繕、清掃、砂利道の砂利敷き、側溝清掃・修繕、路肩の草刈り、ガードレール等の補修、不法投棄や落下物の回収など、多岐にわたっているところでございます。

     現在、これらの要望等につきましては、職員で対応可能なものは職員で対応しておりますが、職員で対応できない案件につきましては業者対応としておりますが、予算にも限りがございますので、対応に日時を要したり、要望等に対応できない状況となることもございます。一方で、管理している道路延長は年々増加し、平成27年度末現在で約317キロメートルとなり、あわせて道路の劣化も進んできておりますので、今後は要望等の件数はさらにふえることが想定され、早急な対応が大変難しくなってくるものと考えております。そのようなことから、情報提供のあり方とともに、速やかに要望等に対応できる体制を整えることも急務と考えているところでございます。
     道路に関する通報システム等は、危険箇所の早期発見、事故等を未然に防ぐために、大変有効な情報提供システムであると思われますことから、今後、緊急対応の体制整備とあわせて調査・研究をしてまいりたいと考えております。
     以上でございます。

     議会答弁の「調査研究」というのは、はっきり言うと「やらない」ということと同意語です。越谷市の場合、議員からの質問が契機かどうかは分からないが、残念なことに、どんなに良い質問をしても予算のある自治体とそうでない自治体の間では結果が異なることがままあるのです。